ヴァルター・ベンヤミンの「ドイツ・ファシズムの理論」からエルンスト・ユンガーに辿りつきました。しばらくは「総動員」を読みこんで、いずれはDer Arbeiterを読みたいと思っています。Die totale Mobilmachungは初出の版と著作集版、全集版がありますが、著作集版・全集版のいずれも結構な分量が削除されています。この点について、『追悼の政治』の編訳者である川合氏の言うとおり、初出の形で読まれるべきだと思います。ユンガーの政治的にヤバい部分を削除することは、ユンガーの本質を見えなくさせてしまう危険も同時に抱えていると思います。
ブレスラウ大学のProf. Dr. Wojciech Kunickiから,2006年にブレスラウ大学で開催予定の
国際エルンスト・ユンガー会議に出席,あるいは会議で発表する用意のある
日本人のユンガー研究者を紹介して欲しいとの依頼を受けました。
クニツキー教授の希望としては,できればエルンスト・ユンガーをテーマに学位を取得したばかりか、
もしくは現在このテーマで学位論文執筆中の若手研究者を招待したいとのことです。
なお会議はドイツ語で行われます。
ご関心の向きは,直接クニツキー教授(kunicki@uni.wroc.pl)にメールでご連絡下さるか,下記の情報提供者までお問い合わせ下さい。
ところで、ロンドンのCharing Crossの本屋で購入したユンガ-の本のタイトルは、
「Ernst Juenger and Germany – Into the Abyss 1914-1945」(著者はThomas Nevin)
でした。表紙は、プールメリット勲章をつけた若いユンガ-。裏表紙はルーペで昆虫
に見入るユンガ-、内容は第二帝政、第一次大戦、ワイマール共和国、ヒトラーの
第三帝国終焉までを扱っています。 Constable and Company社出版。残念ながら
本棚の一角に飾られたままですが。
8月にバーミンガムをうろうろしていたとき、市内の本屋では、「The Storm of Steel」を
見つけて購入しました。アットランダムに読んでます。(ドイツ語版と交互に比較しながら)。